ヤマハ YZF-R1
ヤマハのYZF-R1といえば、1998年に峠道などのツイスティロードをよりエキサイティングに攻められるタイプのバイクということで世界中のライダーに大きな影響を与えたモデルです。
もともとこのモデルは海外市場向けに作られたモデルですが、日本に逆輸入されて販売されていました。
2年ごとにモデルチェンジが行われ、2015年にはレース参戦用のモデルに生まれ変わりました。
映画のマッドマックス怒りのデスロードでもこのバイクが登場しており話題になっています。
メーカー小売価格は236万5000円で、60周年を記念して販売された型は小売価格が247万5000円となっています。
ヤマハTRX850
ヤマハから販売されたTRX850は、1995年に販売されヨーロピアンテイストの大排気量2気筒スポーツモデルとなっています。
イタリアンメーカーのようにトラス構造フレームに前傾した形で搭載されているエンジンが特徴です。
スタイル的な観点からみると、サーキットレースとは無縁な型に見えますが、95年と96年に平忠彦さんが鈴鹿の8時間耐久レースにてプライベーターで参戦するなどといった出来事もありました。
TRX850は映画のトゥームレイダーでも使用されており、エンジンがTRX850でフレームとマフラーがドゥカディ、ホイールがハーレーというようにカスタムされています。
車体価格は85万円程度です。
カワサキZZR250
ZZR250は、1990年に登場したZZR1100というモデルの小排気量版として登場したモデルです。
デザインのほとんどは、ほぼほぼR1100と同様のものになっています。
2000年と2001年には生産が休止されたものの、排出ガス規制に対応するものにするためのもので、2002年には排気ガスの浄化システムであるKLEENを搭載した形で復活をはたしているモデルです。
ZZR250は海外の映画でも登場しており、キル・ビルの中で主人公が敵の本拠地に向かう際に乗っているシーンで見ることができます。
当時の小売希望価格は53万4450円でした。
まとめ
上記で紹介した内容を見てみると、日本のバイクというのは知らないだけで意外と海外の映画の中でも登場しています。
「MADE IN JAPAN」という言葉がある通り日本で作られたものは優れたものとして評価を受けがちです。
バイクの本場といえば、アメリカやヨーロッパというイメージがついてしまいがちです。
しかし日本の製品も負けてはいません。
細かく見てみると機種ごとにいろんな魅力を持った素晴らしいバイクがたくさんあります。
外国には外国のバイクの魅力があるように、日本には日本のバイクの魅力がありしっかりとした評価を受けています。
日本の優秀なバイクにも注目していきたいものです。
国産車の人気のバイクは、上記で紹介したヤマハ YZF-R1をはじめ、ヤマハ MT-07、ヤマハ YZF-R3、ホンダ CBR650R、カワサキ Z1000SXなどがあります。これらのバイクは中古市場でも高額で取引されており、もっと値上がりする可能性もあります。
参考までに中古の平均買取価格(2022年2月現在)は
- ヤマハ YZF-R1 72~113万
- ヤマハ MT-07 55~77万
- ヤマハ YZF-R3 26~51万
- ホンダ CBR650R 81~98万
参考:バイク買取バイクワンより
もしこれらの車種を持っているのならば、まだ売らない方がいいかもしれません。